ホームページで将来自分が受け取る厚生年金の計算式を検索すると必ず下記の式が見つかる事と思います。
上記の式で生年月日が昭和21年4月2日以降の方の給付乗率は全員7.125/1000または5.481/10000です。
さて、当サイトの趣旨は30代や40代の年令の方が将来、ご自分の受け取れる厚生年金の年金額がおおよそいくらの金額になるか、また、その計算のしくみをおおよそで理解して頂き、将来豊かな老後を送るためには、今何をすべきかを考える時間を持って頂く事です。
この趣旨を踏まえて、昭和21年4月1日生以前の方はもう既に年金を受給している、または近々に受給予定の方ですので、このサイトではご案内はしていません。
※昭和21年4月1日生以前の方の年金受給に関する法律は非常に複雑で、旧社会保険庁のホームページ等にも大部分がこの年齢層の方の為の説明であり、逆に若い方が自分が該当する箇所を探すのが一苦労するのが現状です。ですので当サイトでは出来るだけ若い方の情報のみを案内し、より理解しやすいように作成致しました。
計算式も昭和21年4月2日生以降の方用に作り変えました。
また、「平均標準報酬月額×給付乗率×被保険者期間」①という式を「平均標準報酬月額×被保険者期間×給付乗率」②に順番を入れ替えました。
①の式で、仮に、平均標準報酬月額が30万円被保険者期間を100ヶ月とすると、30万円×0.007125(1000分の7.125)×100となり、前半の式の30万円×0.007125=2137.5円が何の意味を持つのか良く解りません。②の式ですと、30万円×100×0.007125(1000分の7.125)となり、前半の式の30万円×100ヶ月=3000万円の意味はご自分が厚生年金に加入している間の総収入という事です。
すなわち、厚生年金の年金額は平成15年3月までのご自分の厚生年金加入期間の賞与を除く総収入に給付乗率(0.007125)を掛けたものと平成15年4月以降のご自分の賞与を含んだ総収入に給付乗率(0.005481)を掛けたもの合計です。※実際には過去のご自分の収入を現在の物価水準に合わせる為の再評価率を乗じて計算します。
上記の事情を考慮して当社で独自に作成した計算式